睡眠時無呼吸症候群|横浜駅の歯医者・歯科なら横浜フロントゆうき総合歯科クリニック

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睡眠時無呼吸症候群

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睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome、SAS)は、睡眠中に一時的に呼吸が止まる状態を指します。この状態は、睡眠の質を低下させ、日中の眠気や集中力の低下、健康リスクの増加などさまざまな問題を引き起こす可能性があります。歯科クリニックでも、この問題に対する診断や治療の重要性が認識されている。

睡眠時無呼吸症候群の原因と症状

睡眠時無呼吸症候群の主な症状は、夜間のいびきや睡眠中の息止まり、朝の頭痛や不快感、日中の眠気や集中力低下などがあります。これらの症状は、患者様自身や同居者によって観察されることが多いです。また、睡眠時無呼吸症候群は、肥満や加齢、喫煙、アルコール摂取、アレルギーなど、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があります。

歯科クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の診断において、患者様の歯科症状や口腔の構造などを詳細に評価することが重要です。口腔内の異常な形態や歯列の咬合異常、口蓋垂や扁桃の肥大などが、睡眠時無呼吸症候群の原因となることがあります。

睡眠時無呼吸症候群の治療方法

睡眠時無呼吸症候群の治療法には、さまざまな方法があります。
軽度から中等度の症例では、口腔内装置(Oral Appliance)の装着が推奨されることがある。これは、口腔内の空間を確保し、気道の閉塞を防ぐことで睡眠時無呼吸症候群の症状を軽減する効果が期待されます。口腔内装置は、患者様の口腔内の特性に合わせてカスタマイズされることが多く、適切な装着や調整が重要です。

重度の症例や口腔内装置が効果的でない場合には、持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure、CPAP)が一般的に使用されます。CPAP は、睡眠中に気道に一定の気圧を維持する装置であり、気道の閉塞を防ぎ、呼吸を安定化させる効果があります。患者様は、特定の装置を口や鼻に装着して使用し、睡眠中に一貫して呼吸の支援を受けることが必要です。

また、外科的な処置や口腔内手術も、一部の患者様にとって選択肢となる場合があります。口蓋垂や扁桃の肥大など、口腔内の構造的な問題が睡眠時無呼吸症候群の原因となっている場合には、外科的な介入が検討されることもあります。ただし、手術はリスクを伴うため、慎重な検討と専門家の判断が必要です。

さらに、生活習慣の改善や体重管理、喫煙やアルコールの摂取の制限なども、睡眠時無呼吸症候群の治療や管理に重要な要素となる。総合的なアプローチによって、患者様の睡眠の質や健康状態を改善し、日常生活の品質を向上させることが期待されます。

口腔内の構造や歯科症状の詳細な評価を通じて、適切な治療法や管理計画を提供し、患者様の睡眠時無呼吸症候群に対する適切なケアを確保することが求められます。

当院の睡眠時無呼吸症候群の治療方法

当院では睡眠時無呼吸症候群に対して医科と連携し、口腔内装置を作製し患者様に装着していただきます。口腔内装置を使用することで下顎を前方へ誘導し固定することができます。その結果上気道の狭窄を改善し通気性をよくすることができます。

口腔内装置の作製手順としては、まず口腔内の画像検査、歯周組織検査等を行います。装置作製前に治療が必要な部位がある場合は先に治療していきます。治療によっては装置が不適合になり再度作製が必要になるためです。
検査・治療後上下の歯の型、下顎を前に移動した時の噛み合わせを採得します。採得した噛み合わせで咬合器という器械に付着し口腔内装置を作製します。完成後、患者様の口腔内で取り外しの確認・調整を行い患者様へお渡しとなります。夜間装着していただくと、この部位が頬に当たって気になる、痛い、厚みが気になるなどの問題点が出てくる場合がございますので適宜調整致します。

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